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グリーンサイエンス研究センターは福山大学にある教育・研究拠点で、“生物の多様性や生物が持つ多彩な機能を利用して、環境と健康の質の向上をめざす科学”をコンセプトにしています。
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授業に関しては、先生は総じて授業中、常にジョークを飛ばしたりして、学生を笑わせるのだそうです。
先生が一方的にしゃべるのではなく、くつろいだ雰囲気で、学生さんにもしゃべりやすい雰囲気を醸し出す。
対話しながら授業する、そんな感じだそうです。 いいですね、理想的です。

さて、ブラジルと言えば物騒な話題がたくさんあります。
2、3年前に私がUSPに行った時にも、学内で殺人事件があったと言ってました。
USPの夜のクラスは午後6時に始まり午後11時に終わります。 遅い時間で、日本でもちょっと怖いです。
ただ、大学キャンパス内は深夜でも明るくて、アブナイ感じはしないそうです。
しかもクラスに身長が2m20cmのおじさんがいて(ブラジルの大学では、学生の年齢も職業もバラバラ)、
その人と一緒にいると強盗も近づきそうにない安心感があるそうです。 何しろ曙よりもでかい。

ということで、何だかんだで楽しくエキサイティングな大学生活が始まったようです。

これまで色々と書きましたが、間違いや勘違い、正確でない部分が多々あると思います。
その点、どうぞご了承下さい。





 
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2015/03/24 20:49 教育研究 TB(0) CM(0)
USPはこれだけ恵まれた教育・研究環境にあるので、さぞかし学費も高いのだろうと思いわれるかもしれませんね。
USPは裕福なサンパウロ州の州立大学で、学費は何とただなんだそうです。
試験に通りさえすれば、経済的に恵まれない学生さんも高度な教育を受けられます。

一方、学生さんは州政府の税金を使って教育を受けているので、州や地域社会に地域貢献する義務があります。
いわゆるボランティア活動ですね。 
USPはボラティア活動のプログラムがとても多彩で、その中から自分の興味のあるもの、貢献できるものを選んで、
やればよいようです。

例えば地元の中学校や高校に出向いて生物学の授業をしたり、教材を開発したり。
新入生からこういうことをやっているから、将来偉くなってもボランティア教育に熱心なんでしょうね。
日本の学校も大なり小なり税金が入っていますので、状況は同じだと思いますが。

なかなか参考になります。






2015/03/24 20:35 教育研究 TB(0) CM(0)
最近は日本の大学も、新入生合宿オリエンテーションというのがありますが、USP Biologiaでも
2泊3日の合宿旅行があるそうです。 これは新入生の親睦を深めるというのとは少し趣向が異なり、
田舎に繰り出して(USPはサンパウロの都市部にある)実験生物の採取に出かけるそうです。 
カエルとか?

捕まえた実験動物を大学に持ち帰って観察したり解剖したりするのかというと、どうもそうではないようです。
合宿採取旅行には、実験室設備を装備したロケバスならぬラボ(Labo)車輌が随行するそうで、
採取した実験生物を使って、すぐにそのラボ車輌で実験ができるそうです。

顕微鏡観察や標本作り、解剖などでしょうか? それにしてもすごいですね。
一度そんなラボ車輌を見てみたいものです。





2015/03/24 20:26 教育研究 TB(0) CM(0)
それでは、先生が1人でやる授業はどうでしょう?

例えば動物学の教授の授業では、教授の他に助手やTAが2人ぐらい入って授業が行われるそうです。
教授が30分ぐらい授業をすると、
「みなさん、話を聞いてばかりではつまらないでしょうから観察をしましょう。
はい、いくつかの組に分かれて下さい。」
というかけ声でクラスがいくつかのグループに分かれます。

次に、各グループにハエが2匹ずつ配られます。 
※この時、ハエの扱い方を教える教え方が面白かったのですが、詳細を忘れてしまいました。

「はいみなさん、今配ったハエは1匹がオス、1匹がメスです。」
「実体顕微鏡で観察して、その特徴の違いを調べて、雄雌を類推し、最後にプレゼンしましょう。」
ということで、グループで観察が始まり、最後にプレゼンします。

プレゼンでは先生ほかが、「あなたのグループは、ハエのこの特徴を見落としている。」
等のツッコミを入れてくれます。 ほかのグループのプレゼンも参考になります。
これらを通じて、生物学(それ以外の分野でも)における観察の重要性を学びます。

授業の終わりには、学生1人1人にハエをプレゼンならぬプレゼント。
ハエなんてもらって嬉しくないのは授業前で、授業後はハエが宝物に見えるのかもしれません。
ということで、なかなかしゃれた授業ですね。






2015/03/23 20:44 教育研究 TB(0) CM(0)
次に、外部講師でない内部講師による授業はどんな風か聞いてみたところ、こんな贅沢な内容でした。

生化学の授業を例に取ると、当然授業は生化学の先生がします。 
が、それ以外に生理学、動物学、植物学など計4人程度の先生が講義室に入るのだそうです。
そして、生化学の先生がやる授業に対して生理学の先生が、
「その代謝系がうまく働かなくなると、人間ではこんな病気になる。」などのコメントを入れるのだそうです。

続いて「その代謝経路は○○の動物ではメインではなく、別の代謝経路でも代謝される。」
などと動物の先生がツッコミを入れると、今度は植物の先生が
「植物では、そのような代謝経路自体が無く、別の発想でその代謝システムは構成される。」
など返すのだそうです。 なるほど、これだととてもエキサイティングですね。

この様にディスカッションを通じて講義をするので、学生からもコメントが入り、
時が経つのも忘れて授業時間の終了を迎えるとのこと。 誠に贅沢です。

まあ最初の授業なのでこういったことができるのでしょうが(それとスタッフの数も多いのでしょう)、
日本では授業に他の教員が入って来てコメントするのは気が引けるというか、多分嫌がられます。
日頃からディスカッションになれているのですね。




2015/03/23 20:21 教育研究 TB(0) CM(0)
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