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グリーンサイエンス研究センターは福山大学にある教育・研究拠点で、“生物の多様性や生物が持つ多彩な機能を利用して、環境と健康の質の向上をめざす科学”をコンセプトにしています。
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平成24年9月29日(土)に開催されました、近畿中国四国農業研究センター本所(福山市)の一般公開に行ってきました。 

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これは毎年行われるもので、野菜の即売会や食べ物の屋台が並ぶので、近所の人で賑わっています。 のべ約1000人の方が参加されるそうです。


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屋外会場では、毎年この様な農業機械が展示されており、運転席に子どもさんが乗り込んで写真を撮る風景が見られます。 もちろん大人が乗り込むことも可能で、以前は生命栄養科学科の中浦先生が乗り込んで写真を撮っておられました。 乗り物好きの私も、ぜひ実際に運転してみたい所です。 うまく干し草がつかめるか?


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こちらは講堂で行われる研究成果の発表会場です。 比較的コンパクトな会場ですが、研究レベルは高く、懇切丁寧に説明してくださる研究員の方のレベルはとても高いです。 少し専門とは外れますが、とても勉強になります。


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身近なサイエンス。 飛ばないテントウムシでアブラムシ被害を防ぐ。 アブラムシは、アマチュアでも植物を育てる人にとって頭の痛い問題です。 飛ばないテントウムシでどうやってアブラムシ被害を防ぐか! テントウムシの見せ方が面白かったです。


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こちらは、(独)種苗管理センターの展示です。 同センターは、品種保護や栽培試験をされている機関で、西日本農場が岡山県笠岡市にあります。 いろいろな種の展示と、上手な種まきのコツが面白かったですね。


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再び屋外の展示場です。 こちらは果樹研究所ブドウカキ研究拠点の展示で、ブドウやバラの切り接ぎ実演会です。 写真ではわかりにくいのですが、黒山の人だかりです。 説明されている方の口上がとても面白いので、思わず聞き入ってしまいました。


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最後は、地元福山商業高校さんの『やさい愛っす!』の販売テントです。 同高校では地元野菜を使ったアイスを開発・販売されており、新聞やマスメディアでも紹介されています。 今回は、カボチャ、紫いも、紫萌豆(しほうまめ、殻が紫色の落花生)の3つのアイスがありました。 この中で私は紫萌豆のアイスを買ってみました。 ピーナッツのアイスです!

農研センター所長の長峰先生をはじめ多くの方とお話しし、とても有意義な時間となりました。


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2012/09/29 17:51 アグリ環境 TB(0) CM(0)
先日、とある国立大学の先生と学生さんの海外派遣についてお話ししました。

(先生)「うちの大学も、○○と●●とタイアップして、学生をアジアに派遣してるんだ。」
(私)「でも学生さんは、外国には行きたがらないんじゃないですか?」
(先生)「いや、そんなことはないよ。希望者はたくさんいる。」
(私)「そうなんですか! やはり国立大学の学生さんは意識が高いですね。」
(先生)「このプログラムは単位化されているので、結構単位がとれるんだ。 それに1日あたり1万円以上補助が出るので、2,3週間滞在したら飛行機賃が払えるんだ。 滞在先ではほとんどお金がかからないし。」
(私)「へ~、恵まれてますねぇ。」
(先生)「毎回じゃないけど、教員が引率でつくので、学生さんはパック旅行気分だよ。 まったく贅沢な話だ。 こんなので、グローバル人材が育つのかなぁ?」
(私)「うーん。 でも、行かないよりは行った方が絶対にいいですよ。」

大学では、大変な苦労・工夫(特に学生さんへの経済的援助)をして学生さんを海外派遣していますが、色々な背景があるんだなと思いました。

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PS 学生時代に、バックパックを背負って初めて海外一人旅をしたことを思い出しました。 言葉が全然わからない、予定していた空港に着かない、乗り継ぎ便に乗れない、荷物が行方不明、電話が掛けられない(話せないので)、車で追突された、泊まる所がない、シャワーからお湯が出ない、トイレが流れない、誰にも聞けない!、などなど。 懐かしいですね。 今となっては楽しい一人旅。



2012/09/28 21:12 グローバル TB(0) CM(0)
9月1日の記事でご紹介したように、平成24年9月15日の土曜日、JR福山駅前の福山大学宮地茂記念館9階プレゼンテーションホールにおいて、日本農芸化学会中四国支部 第20回市民フォーラム「農芸化学と未来」が開催されました。 その様子が、9月20日付の山陽新聞備後版の記事になりました。
 
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当日は関係者を含めて約90名の方が参加され、手前味噌ですがとても楽しい会になったと思います。 

まず私の拙いイントロダクションの後、京都大学の加納先生によるとても楽しいお話『バイオエレクトロニクスの未来と農芸化学』がありました。 農芸化学の中で電気化学は割と珍しい分野なのですが、生物が行う電子が流れる反応に電線をつないでやると、何でもバイオ電池になっちゃうよ、というお話しでした。 

また、加納先生には、先生が福山にある池田糖化工業㈱とパナソニックと共同で開発された糖尿病患者さん用の血糖値酵素センサーをご持参頂き、休憩時間に実際に血糖値を測定するデモを行いました。 これが大盛況! 

参加していた男子高校生が、「血糖値が気になる!」とのことで測定していたのは面白かったです。 結果は? もちろん正常値、よりも少し低い値でした(下の写真が測定風景)。

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次に、カゴメ総合研究所の稲熊先生に『野菜の未来と農芸化学』というお話しをして頂きました。 稲熊先生は昔からよくテレビCMやテレビ番組に出演されており、その軽妙な語り口が魅力です。 お話の内容は、日本人がいかに野菜にこだわる民族か!、野菜の上手な食べ方でした。 さすがにお話が上手で、あっという間の40分でした。

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カゴメの稲熊先生(左)と、司会の本学生命工学部里内教授(右)。 稲熊先生は、簡単な実験もされました。

最後は、京都大学の村田先生の『バイオテクノロジーの未来と農芸化学』です。 こちらは打って変わって、ストレート、真っ向勝負のアカデミックなお話でした。 内容は、海藻からエネルギーを作るなど多彩なご研究の紹介でした。

本会には、岡山大学、広島大学の先生もご参加頂き、広島大学生物生産学部前学部長の江坂先生に開会の挨拶、本学生命工学部長の秦野先生に閉会の挨拶をして頂き、市民フォーラムがつつがなく終了しました。 

また福山でお会いしましょう!
 

2012/09/27 21:05 教育研究 TB(0) CM(0)

本日午後2時半から、秦野生命工学部長の自宅農場で収穫した野菜を配布する『青空野菜市』が、28号館ホールで開かれました。 配布ですから、全てタダです。


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青空市場は和やかに始まりました。 写真は秦野学部長と学生さんです。


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少し遅れて山本生物工学科長が来られました。こちらはバーゲンセールさながら、学生さんを押しのける勢いです。


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かなり遅れて来られたのは松崎先生です。 こちらは慎重に品定めをされています。 

各人、各様の『青空野菜市』でした。


2012/09/24 15:16 アグリ環境 TB(0) CM(0)
前回の記事で、日本の多くの大学がブラジルを舞台にグローバル人材の育成に力を入れている例を紹介しました。 しかし、グローバル人材の育成に苦心しているのは何も日本だけではありません。 ブラジルもそうです。 

ご承知にように、ブラジルはサッカー選手を中心に世界のスポーツ界にきら星のようなグローバル人材を輩出していますが、科学や経営の分野では今一歩です。 これは、これまでこの分野に力を入れてこなかったからだとの反省からか、現在ブラジル政府は”Programa Ciência sem Fronteiras”というプログラムを推進しています。 これを英語で書くと”Science without Border Program”、日本語で書くと『国境のない科学プログラム』でしょうか。

このプログラムのことは、ブラジルの大学関係者のほか、政府関係者、ビジネス関係者から何度も聞きましたので、きっと有名なのでしょう。 これは、ブラジル人が海外の大学などで勉強するのを支援するもので、「このプログラムのおかげで、海外に出て勉強する競争率がかなり下がった。」との事です。

調べてみると、日本の文部科学省のHPにもこのプログラムのことが詳しく書かれており、日本の多くの大学がこのプログラムを利用していることがわかりました。 私は、これまで寡聞にして、全く知りませんでした。

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写真は、サンパウロ国際空港 (グアルーリョス国際空港、Aeroporto Internacional de Guarulhos)



2012/09/21 18:11 グローバル TB(0) CM(0)
グリーンサイエンス研究センター長ブログは、さしずめブラジルブログの様相で、大学の事がちっとも出てこないじゃないかと言われそうですが、その通りです。 ということで、今回はちょっと大学関連の事を書いてみます。

今回ブラジルのパラ州では、州都ベレンと、日本人入植地であるTome Acu(トメ・アス)に滞在していました。 トメ・アスは日本人が入植する前は未開のジャングで、今では人口数万人の町になっています。 日本から見ると世界の果てのような場所ですが(逆にブラジルから見ると、日本は地の果て?)、この町は実はとても有名で、日本の政治家、芸能人、企業の方、それに大学の先生もたくさん訪れます。 今回は、筑波大学の先生と鹿児島大学の先生、明治、フルッタフルッタの方がお見えになっていたそうです(お会いできませんでしたが・・・)。

特に鹿児島大学は、吉田学長をはじめとする4,5人の使節団の方々が視察に来られていました。 この使節団の一員である鹿児島大学研究担当理事の前田先生に、今回の視察の様子を教えて頂きました。 こちらです。   

 1) http://www.kagoshima-u.ac.jp/index.html
 2) http://www.kagoshima-u.ac.jp/topics/2012/09/post-299.html
 3) http://www.kagoshima-u.ac.jp/topics/2012/120817amazon.pdf

これを見ると、いかに使節団の方が精力的に活動されているかがわかります。 また、鹿児島大学はグローバル人材育成のため、学生さんを大々的にブラジルに派遣されています。 学生派遣に関しては東京農業大学で長い歴史があり、関西大学、筑波大学などの学生さんもパラ州に派遣されているそうです。 きっとほかにもたくさん例があるでしょう。

福山大学ではブラジルは難しいと思いますが、中国には学生さんが出かけています。 若い頃から異文化に触れる機会があるのは、ちょっとうらやましいなと思います。

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アマゾンでの盆踊り。 日本と同じように櫓を組み、太鼓をたたき、盆踊りを踊ります。

★★日経スペシャル『ガイアの夜明け』ヒット商品で、アマゾンの森が甦る!★★
9/15(土)の午後8時から、同番組でトメアスのアグロフォレストリーが紹介されます。 チャンネルはBSジャパンです。 フルッタフルッタという会社が輸入販売しているトロピカルフルーツジュースの話です。 ご興味があればご覧下さい。  
http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber3/preview_20120911.html


2012/09/14 19:21 グローバル TB(0) CM(0)
下の記事でも書きましたが、ブラジルのインフラはまだ十分に整備されているとは言えません。 広大な国土から農産物や鉱物を運び出す鉄道網がありませんので、輸送はもっぱらトラックです。

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☆★「これでよく動くなぁ」と思うほどオンボロのトラックが走ってました。 無駄な飾りを廃し、極限まで贅肉をそぎ落とし、ついでにタイヤの溝やプレートまでありません。 空冷?

自家用車など小型車では、バイオエタノール燃料が普及しているのに対して、バスやトラックは日本と同じように軽油で動いています。 この燃料を、バイオディーゼルに置き換えようというプロジェクトが進んでいるそうです。 

このバイオディーゼルは、パームオイル(パーム油)から作ります。 パーム油は、ご家庭では使うことがあまりない油で、主に業務用に用いられています。 ファーストフード店に行くと、ポテトなどを揚げているあの油ですね。 ちなみに、ブラジルではパーム椰子をデンデ(デンデン椰子)と呼びます。

世界的に見るとパーム油の2大生産国はマレーシアとインドネシアで、世界の生産量の85%を占めています。 かつてはアマゾン地域のパームも存在感があったのですが、この両国の広大なプランテーションのため、食用油としてのパーム油の供給源としては世界的に見劣りします。 そこで新たな用途としてバイオディーゼルプロジェクトを推進しているのでしょうか。

今回訪れたアマゾン川下流のパラ州では、まだ植えて間もないパーム畑をたくさん見ましたので、国家プロジェクトとしてバイオディーゼル事業が進んでいるのがよくわかりました。 バイオディーゼルだとカーボンニュートラルで地球環境に優しく、時代の流れに合っているなと、”一見”思います。

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☆★サンパウロ市内を走っている、3連結バスです。 バスの後ろにはこう書いてあります。
 ”Veiculo Longo 27m”、英語だと”Vehicle Length 27”、日本語だと、”全長27m”
この手のバスはヨーロッパでも見かけますが、「マジ、長いっすね。」 日本では運行できる場所を思いつきません。 このバスもバイオディーゼルで走るのでしょうか。



2012/09/13 20:42 グローバル TB(0) CM(0)
岡山大学の神崎浩先生のご依頼で、サイエンスカフェ(日本農芸化学会中四国支部)の宣伝をさせていただきます。 サイエンスカフェとは、お茶を飲みながら気楽に科学談義をするという学会主催のお茶会です。 誰でも参加できます。

今回のテーマは『藍染めとサイエンス』ということで、桃太郎ジーンズで有名な(有)藍布屋 代表取締役 真鍋 寿男 氏を招いて、藍染めジーンズの魅力を語っていただくとともに、藍染めの現場見学もするそうです。

日時は9月20日(木)午後2時50分から5時まで、場所は児島商工会議所会議室(岡山県)です。定員30名の所、今のところ10名ほどしか申込みが無く、日が迫っているので”ぜひ、ぜひ”お越し下さいとのことでした。 詳しくはこちらまで。
http://www.jsbba.or.jp/event/sci_cafe/event_sci_cafe_52.html

ジーンズファンの方、よろしければおでかけ下さい。 コーヒー代が500円かかります。

☆今週末(9/15、Sat)の市民フォーラムもよろしくお願いします。 午後1時半から福山駅前の宮地茂記念館9階です。 こちらにもぜひお越し下さい。

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PS ちなみに、ブラジル人女性は日本人と比べてスカートをはいている確率が極めて低いと思います。 おそらく一番多いのがジーンズでしょう。 ブラジル人にとって、ジーンズは最も一般的な衣類です。


  
2012/09/12 11:29 イベント TB(0) CM(0)
グリーンエコノミーはグリーンサイエンス研究センターの守備範囲ではありませんが、エコノミーとエコロジーは切っても切れない関係なので、経済的な話を少し取り上げます。

「ブラジルコスト」という言葉があります。 外国企業がブラジルで商売するときにかかる余計なコストという意味です。 主に、インフラの未整備(舗装道路や鉄道網が未整備)、厳しい労働規制(労働党のルラ大統領の時に、労働者の法的保護が[過剰に?]厚くなった)、複雑な税制と重い税金などがあります。 この最たるものが自動車かもしれません。

ブラジルでは自動車が高い! 特に税金が高いそうです。 あちらのトヨタの方に聞くと、「ブラジルでカローラは、日本のレクサス並みの高級車です。」とのこと。 カローラがレクサスはないだろうと思いますが、なるほどブラジルで売られているカローラは日本のカローラとは別の車で、もう少し高級感があります。

20年前は、ブラジルでの自動車メーカーのシェアはフォルクスワーゲンがトップだった気がしましたが、現在はフィアット(フィアチと発音)がシェアトップのようです。 次に僅差でフォルクスワーゲン。 この両者で市場の約半分を占めます。 日本でフィアットというと、おしゃれな小型車というイメージですが、ブラジルの方に聞くと「フィアチは安くて壊れにくい。壊れても部品が安いので維持費がかからない。」のだそうです。 日本でイタ車というと、壊れやすくて維持費がかかるというイメージですが、全然違うのですね。

フォルクスワーゲンは、GOLFならぬGOL(ゴル)という車が主力です。 GOLFからFが抜けていて、サイズも小さな車です。 さらに小さい車にFOXというのがあり、これとVoyage(ヴォヤージュ)という車が主力のようです。 GOLFはほとんど見かけませんでした。

3番手はGM、4番手はFord(フォージと発音)、5番手はプジョー・シトロエン、6番手はやっとホンダ、7番手はルノー(フノー)、そして8番手あたりにトヨタが来ます。 トヨタは長い間、Hi-Lux(ハイ・ルックスと発音)という車だけを細々と作っていました。 それ以外に日本車は、三菱と日産をたまに見るぐらいで、我がマツダはついに見かけませんでした。 要するに、ブラジルではホンダ以外の日本車は極めて少ないのです。

それとは逆に、韓国車のプロモーションはすごいと思いました。 新聞を見ると、ヒュンダイかKIA(または両方)が毎日1面全面広告を打っています。 確かKIAはパルメイラス(人気サッカーチーム)のスポンサーで、町ではKIA、サムソンのユニホームを着ている人をたくさん見かけます。 

KIAは最初安いワンボックスカーを市場に導入し、その後フルラインナップを揃えてきたそうです。 なんと言ってもウリはデザインではないでしょうか。 そこそこの性能に割安な価格、そしてモダンなデザインが人気です。 これはブラジルに限ったことではなく、アメリカでもヒュンダイのデザイン力がかなり人気です。 それに比べて日本車(特にトヨタ車)は、性能はいいのでしょうがデザインがもっさりしていて、いまいち物足りないのでは。

同じ事が家電にも言えます。 昔はみられたパナソニックや日立のテレビは、もうほとんどブラジルのお店には並んでいません。 コンシューマーエレクトロニクスでかろうじて残っている日本ブランドは、SONYだけでしょう。

あちらの経済界の人がこう言ってました。「日本のメーカーは製品を完璧な状態で出してくるが、タイミングが遅い。 韓国は、完璧じゃなくても新しいものをどんどん市場に出してくる。 それをブラジル人は気にいってるんです。」 


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右がKIA、左がFIAT。FIATは何となく日産車のように見え、FIATはAudiのデザインを取り入れているように見えます。



2012/09/11 19:46 グローバル TB(0) CM(0)
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ブラジルの話は一休み。
グリーンサイエンス研究センターの玄関の写真を1枚掲載します。 

以前は、グリーンサイエンス研究センターとはいうものの、センターの建物にあまりグリーンがありませんでしたので、今年は玄関周りを少しグリーンにしてみました。 コンセプトは、表参道の花屋さん。

まあ、とてもそのレベルには到達しませんが、センターにお越しになった方や、センターの前を通られる方に、少しでも和やかな気分になっていただこうと、そういった魂胆です。 写真には写っていませんが、この右側にも花壇があり、そちらもコリウスをはじめ、いろいろ花が咲いていてとてもきれいです。

先日は栄養の女子学生さんが、花壇の前でお互いに写真を撮りあいっこしていました。 これで、目的は1つ達成です。

☆植物は、主に菊田先生やセンターの仁井さんがお世話されています。 私は写真を撮るだけ。


2012/09/10 12:32 その他 TB(0) CM(0)
まず、エタノール燃料の作り方をおさらいしておきましょう。

ブラジルでは、サトウキビの絞り汁から作ります。 サトウキビにはご承知のように砂糖が含まれており、絞り汁を煮詰めると黒砂糖になります。 この絞り液に酵母を入れると、酵母は発酵して砂糖をエタノールに変換します。 これを蒸留すると、エタノール燃料やカシャーサ(ピンが)というお酒になったりします。 ちなみに私は、今回お店でカシャーサを飲みすぎて倒れました。 

一方、アメリカではトウモロコシからエタノール燃料を作ります。 トウモロコシは澱粉なので、これをまずカビなどの力を借りて糖化し、さらに酵母で発酵させるので、1ステップ工程が多くなります(つまりコストが高い)。 特に今年アメリカは干ばつでトウモロコシが不作なので、バイオエタノールの生産は下がっているのではないでしょうか。

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Sao Pauloなどの都会にあるスタンドでは、上の写真にあるようにエタノールとガソリンの値段が併記されています。 単位はレアルです。 1レアルが大体40円とすると、ガソリンは1L約100円強、エタノールは70円弱になります。 ガソリンは日本より少し安いですね。 で、問題は、ドライバーはガソリンとエタノールのどちらを入れるかです。 

エタノールの方が安いので、みんなエタノールを入れるのかというと、そんなことはありません。 何人かに、エタノールとガソリンに違いはあるかと聞いたところ、答えは大体「ガソリンよりエタノールの方がパワーがある。」との事でした。 「じゃあ、ガソリンは売れないね!」というと、燃費が悪いのだそうです。 

化学式を見てちょっと考えるまでもなく、エタノールの方が熱量が低いので、同じ給油量では距離が走れないのでしょう。 ガソリンを入れるか、エタノールにするかは、おおよそエタノールの値段がガソリンの7割を下回ればエタノールを入れ、上回ればガソリンを入れる、との事でした。 ブラジルでは、結構複雑?な計算をしながら燃料を入れているのですね。 日本ではレギュラーとハイオクが選べますが、実質上選択の余地はありません。 ちょっとうらやましいかも。

ちなみに田舎に行くと、スタンドではガソリンしか売ってない所が多かったです。 悪路を2種類の燃料を運ぶのは無駄だし、距離が出ないエタノールは田舎では不人気なのでしょう。

つづく





2012/09/08 18:45 グローバル TB(0) CM(0)
一口に省エネ車と言っても地域性があり、ヨーロッパではディーゼル車がメインであるのに対して、日本はハイブリッド車が幅をきかせる世界で唯一の国でしょう。 世界唯一と言えば、自動車燃料にエタノールを使うブラジルは、世界でもユニークです。

ブラジルでは、乗用車などの小型車の多くは、ガソリン100%でもエタノール100%でも、両者をどんな比率で混ぜても問題無く走るFLEX(フレックス)車です。 

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写真は、日本では販売されていないホンダのCITY(シティー)という小型セダンです。 右の方に”FLEX”の表示があります。 ちなみにホンダのシティー、よく売れています。

エンジンのことはよくわかりませんが、比重も粘度も燃焼速度も熱量も異なる2つの燃料を、どんな割合で給油してもOKという誠にアバウトなエンジンは、制御系とかが結構精密にコントロールされているのではないかと思います。 最近ではオートバイもFLEX対応のエンジンを積んでいるそうです。 ブラジルが国家プロジェクトとしてエタノール燃料に取り組み始めたのは1975年ぐらいなので、もう40年近い歴史があり、こういったユニークな内燃機関の技術もうなずけます。

もともとブラジルは石油が無く、輸入に頼っていたところを石油危機が直撃し、国家としてエタノールの燃料化に舵を切りました。 20数年前にブラジルに行ったときにも、すでにエタノール車は走っていましたが、その時は臭いがひどくて町中酔っ払いの臭いが充満しているように感じました。 もちろん今はそんなこと無いですね。 また現在ブラジルでは大きな油田も発見され、ブラジルNo1の企業はペトロブラスという石油会社です。 時代も変遷しています。

日本から見ると、何となくアバウトな印象のブラジルですが、「やるべき事は断固やる!」という硬派な一面があり、周囲に惑わされない姿勢は大国の風格があります。

エタノールの部、つづく。



2012/09/07 16:09 グローバル TB(0) CM(0)
ブラジルの空の玄関と言えば、サンパウロ国際空港でしょう。 Aeroporto Internacional de Guarulhosが正式名称で、グアルーリョスといいます(略号はGRU)。 サンパウロには、もう一つ国内線を主体とするコンゴーニャスという空港もあります。 グアルーリョス空港は、20数年前の記憶とほぼ同じでした。

グアルーリョスに降りてタクシーでサンパウロ市内に向かう時、最初に通る道がアイルトン・セナです。 道路に、ホンダとも関係の深いF1レーサーの名前が付けられています。 

早朝に着いて、朝の渋滞に引っかかってしまいました。 タクシーの運転手さんによると、朝、夕の渋滞がひどいとのこと。 特に金曜日とか雨の日は最悪だそうです。 空いていれば15分で着くところが、2時間かかることもあるそうです。

車とともにやたら多いのが、オートバイ。 運ちゃんの話によると、この○年で(よく聞き取れなかった)4倍に増えたとのこと。 バイクと言っても、日本のように車と同じように車線の真ん中を悠然と走ったりしません。 4車線の道路では、3車線目と4車線目の間の線上(つまり追い越し車線のすきま)を、ビービーと警笛を鳴らしならがものすごいスピードで走り抜けていきます。 渋滞の時でも、すきあらば体をくねって通り抜けていこうとします。

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「よくこれで衝突しないなぁ」と言うと、「いや、年間30万人ぐらい交通事故で死んでいる。」との事。 数字については正確ではないと思いますが、それにしても尋常な数ではありません。

ブラジルの道路では、スキあれば割り込まれたり追い抜かれたりするので、一時も気が抜けません。 車線変更して空いたスペースには、0.数秒でまた横の車が割り込んできて、その空いたスペースにもその横から割り込んできます。 見ていると、ある意味見事です。

「2年後にサッカー・ワールドカップが来るけど大丈夫?」と聞くと、「ワールドカップ期間中は国中が動かなくなって大変だ。 それにスタジアムだって、多分完成しないだろう。」と、やや迷惑げでした。 

「ブラジルは優勝できると思う?」と4,5人の人に聞いてみたところ、全員が 「監督が悪いからダメだ!」 
やはり、ブラジルはブラジルです。

☆次回は、バイオ燃料の話題を取り上げる予定。



 
2012/09/05 18:56 グローバル TB(0) CM(0)
今年の夏は、20数年ぶりにブラジルに行ってきました。 そこで、ブラジルに関する話題を、グリーン関連を中心にシリーズで書いてみたいと思います。

今回行ったのは、サンパウロ州とアマゾン川河口のパラ州の2州です。 これまでに行った州をあわせても10に満たない数で、ブラジルについて何かを語るほどの資格や知識はないのですが、そう言っていても始まりませんので、自分で見て感じたことを書き連ねてみたいと思います。 間違った知識や認識が多々あると思いますが、どうぞご容赦ください。
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ブラジルの国旗をみると、まず緑(グリーン)が目に入ります。 これは言うまでもなく植物を表しています。 ブラジルは緑豊かな国です。 ちなみに黄色は金や大地、藍色は空を表していると聞きました。 また、国旗の中央には、”ORDEM E PROGRESSO(秩序と進歩)”と書かれています。 

今回20数年ぶりに訪れて、秩序はともかく進歩の方はいろいろなところに見て取れました。 とにかく人や車(特にバイク)が町にあふれています。 村は町に、町は都市に、都市は大都市に発展しています。 直近の経済指標を見るとブラジルの経済成長はほぼ止まってきていますが、それでも活気と混沌に満ちあふれています。

変わらないのは、相変わらず治安が悪いこと、サッカーきちがいでセレソン(ブラジル代表チーム)の監督が良くないと嘆いていること、日本から遠いこと、などなど。 今回はドバイ経由で行きましたので、以前アメリカ経由で行った時よりもずいぶん遠く感じました。 関空からドバイまで10時間少し、数時間待ってドバイからサンパウロまで15時間少し。 また数時間待って、サンパウロからパラ州のベレンまで3時間半。 ホント、遠い。 でもいったん着いてしまうと、ブラジルは懐かしく、居心地の良い世界の果てです。

PS 上の写真のブラジル国旗の右下にある赤い旗は、パラ州の州旗です。




2012/09/04 21:28 グローバル TB(0) CM(0)
9月になって世間では夏休みが終わり(大学は9/17まで夏休み、ただし学生さんだけ)、今となっては旧聞になりますが・・・

夏休みが始まったばかりの7月28日(土)、福山大学生命工学部で開催された「バイオ・キッズ in BINGO(備後)’12」で生物工学科の宮尾先生と一緒に”糖度計を使って果物の甘さを測る!”という実験を行いました(といっても、実際には宮尾先生と生物の学生さんがほとんどすべてやってくれたのですが)。

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参加者は小学生が多く、もう少し小さいお子様もいらっしゃったかと思います(プラス保護者の方、付き添いの方)。 実験のあと、福山大学グリーンサイエンス研究センターを見学しました。 小さいですが(プライバシー保護のため)、その時の写真をグリーンサイエンス研究センターのホームページに掲載しています。  

普段研究センターの見学は、高校生や教員の方、保護者の方、地元企業の方を対象に行っていますので、子どもたち相手の見学会はとても新鮮でした。 「いったい、小学生に質量分析計やDNAシーケンサをどうやって説明するのか!」と思われそうですが、子どもたちは詳しい内容はわからなくても、日常見慣れない機器類を見て何かを感じ取ります。 

実際、目を輝かせて装置を眺めていたように思います(私も小さい頃、父親の研究室に遊びに行って同じ思いでした)。 ※詳しい内容がわからないのは、高校生やオトナも同じ事。

実験の最後は、色とりどりのアルギン酸ナトリウム溶液を使った人工イクラ作りです。 この手の”遊び”は子どもたちにとても人気が有ります。 イクラを作るのは最初だけで、途中からは溶液をドドーッと塩化カルシウム溶液に注ぎ込んで、カラフルでキモイ物体ができるのを見て歓声を上げます。 オトナたちは「ショーがないなー」と思いつつ、本当は心ワクワクしたりするのです。 

できあがり?の写真を載せます。 どうです、あなたも作ってみたいと思いませんか?

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2012/09/03 11:55 出来事 TB(0) CM(0)
平成24年9月15日の土曜日、午後1時半よりJR福山駅北口出てすぐの「学校法人 福山大学 宮地茂記念館 9階ホール」において、日本農芸化学会中四国支部主催、福山大学共催の「日本農芸化学会中四国支部 第20回 市民フォーラム 『農芸化学と未来』」を開催します。

     日 時: 平成24年9月15日(土) 午後1時半から4時半まで
     場 所: 学校法人 福山大学 宮地茂記念館 9階ホール



フォーラムでは、学外から著名な3人の方をお招きし、講演(と一部実演)を予定しています。

内容は、地元福山の企業である池田糖化さんと京都大学の加納先生が共同で開発した”糖尿病患者さん向け血糖値センサー(酵素電極)”の開発や、地元広島のレモン、トマトを含む野菜、果物の機能と役割について(カゴメの稲熊先生)、そして京都大学の村田先生にはバイオテクノロジーの発展と将来性などについてご講演いただく予定です。 

イントロをしゃべる岩本の話はともかく、あとの3つは(多分)とても面白い内容ですので、皆様ふるってご参加下さい。 入場無料、事前登録不要です。 まわりの皆様(特に高校生)にもお知らせいただけますと幸いです。

詳しくは、こちらをご覧下さい。 一応、私が世話人代表を務めております。


2012/09/01 20:37 イベント TB(0) CM(0)
7月にヤンマーファームに行った帰りに(下の記事参照)、同じく世羅町にある大規模トマトハウス栽培施設である(有)世羅菜園に行ってきました。

といっても、世羅菜園様はめったやたらなことでは見学できませんので、近くの山に登って全景だけ眺めました。

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その規模が、でかい! 初めて見ましたが、驚きました。 こんな施設が日本にあるなんて(それも大学からほど近い世羅町の山間に!)、ちょっと想像していませんでした。 正直、そのスケールに圧倒されました。 おそらくヘリコプターでも飛ばさないと、その全景を眺めることができないのではないでしょうか。

上の写真からもおわかりのように、その幾何学的なパターンは美しさの極みです。 

「こんな機械的な形は、農業とか生物・生命にはそぐわない!」とおっしゃる方は、今一度、生物の形、パターンを勉強してみて下さい。 パターン、繰り返しは生物の基本形ですね。

世羅菜園さんは、カゴメが全国で3カ所展開している大規模ハウス栽培拠点の1つです。 あとの2つは加太と響灘。 そちらの方もすごいんだそうです。 


2012/09/01 12:25 アグリ環境 TB(0) CM(0)
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