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グリーンサイエンス研究センターは福山大学にある教育・研究拠点で、“生物の多様性や生物が持つ多彩な機能を利用して、環境と健康の質の向上をめざす科学”をコンセプトにしています。
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先日、誘惑に負けてケンタッキーフライドチキンに行きました。 時々、無性に食べたくなります。

アメリカに住んでいたときも、近くにマリナージュした骨付き鶏肉を焼いて出してくれるお店がいくつかあり、店ごとに味付けの違いを楽しんでいました。

さてこのケンタッキーフライドチキン、明日(12/1)からJALの国際線で機内食として提供されるそうです(“AIR ケンタッキーフライドチキン”、AIRシリーズ第7弾)。 3ヶ月だけの提供なので食べる機会はありませんが、機内だとちょっと臭いが気になるかも。

気になると言えば、やはり油です。 鶏肉をつかんだ指にべったり油が付きますが、これが全て体に入るのかと思うと、年齢的に健康が気になります。 せめて、お店で提供されるコーラ(コカ・コーラ)のかわりに、最近はやりの「脂肪の吸収を抑えるトクホコーラ」が選べないかと思います。 商品名で言うと、“キリン メッツ コーラ”か“ペプシ スペシャル”です。 特に先行した“キリン メッツ コーラ”は、これまでに1億本以上を売り上げ、トクホ製品としては久々のヒット商品です。 

これらに配合されているトクホ成分はトウモロコシ由来の「難消化性デキストリン」で、「お腹の調子を整える整腸作用」、「糖の吸収を穏やかにする血糖値上昇抑制作用」、「脂肪の吸収を穏やかにする食後の血中中性脂肪の上昇抑制作用」を謳っています。 この難消化性デキストリンは、トクホ許可を受けた商品の約30%(300品目以上?)に採用されている大ヒット商品で、兵庫県伊丹市に本社がある松谷化学さんが製造しています(松谷化学さんはさぞ儲かっているだろうと思い、先日本社工場の横を車で通ってみましたが、外から見る限り以前とそれほど変化が無い様な・・・)

トクホ市場は2007年の6800億円をピークにその後は減少に転じ、2011年度は5175億円まで落ち込んだそうです。 トクホ中のカテゴリーにも栄枯盛衰があり、「整腸関連」や「血糖値関連」市場が減少する一方、「コレステロール関連」「血圧関連」「中性脂肪・体脂肪関連」市場が増加しているそうです。 具体的には「中性脂肪・体脂肪」関連市場は1107億円に対して、「血糖値」市場はその1/6のわずか180億円。 

最近のトクホ商品が、“脂肪の吸収を抑える!”など脂肪抑制をアピールするのには、こういった背景があるようです。


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2012/11/30 13:10 健康ヘルス TB(0) CM(0)
今回は大学ローカルな話題です。

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上は、大学会館1階食堂の様子です。 一見以前と変わりが無いと思われるかもしれませんが、いつの間にか左の方に螺旋階段が完成しています。 食堂が長らく営業を休止していたのは、これを作っていたためです。

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近づいてみると、こんな感じです。 実はもう少しエレガントな螺旋階段を期待していたので、最初見たときは少しがっかりしました。 デザイン上の不満は、途中で踊り場ができたために螺旋がカクカクしている所です。 まあ、これは安全上しかたが無い所かもしれません。

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もう少し近づいてみると、こんな感じです。 階段が”グリーン”なので、支柱につる性の植物が巻き付いている様にも見えます。 階段の所々に本物のツタが垂れ下がっていたりすると、雰囲気がぐっと良くなる気がします。

せっかくなので階段を二重螺旋にして、4種類の塩基毎に踏み板の色を変え、1階2階ではなく、片側の階段の両端を5’末端と3’末端、もう一方の階段の両端を3’末端と5’末端として、それぞれ上り下りの一方通行にする
・・・というアイデアは、予算の関係で当然受け入れられません。

PS1 リーディング鎖を登った2階には、軽食も摂れる”Fu's Cafe(フーズカフェ)”がオープンするそうです。

PS2 一番上の写真を見ていると、第伍使徒ラミエルの攻撃を受けているところのようにも見えます! エヴァンゲリヲンの話なので、わからない方はわからない。
2012/11/28 20:12 その他 TB(0) CM(0)
先日の授業中、誰かの携帯が「ピピッ!」と鳴りました。

「何、今の音は?」と聞くと、携帯の持ち主とは別の学生さんが、「先生、siriが起動したんですよ。」

siriとは発言解釈&認識インターフェース(Speech Interpretation and Recognition Interface)で、iOSのアプリです。 iPhoneを音声で操作したり、iPhoneに話しかけると、気の利いた受け答えをしてくれるというスグレモノです。

「で、siriは私の講義を聴いてなんて言ってるの?」と聞くと、

「しゃべっている意味がわからない、と言ってるんじゃないですか。」

「・・・」   うーん、そう言われてしまうと身も蓋もない。 
もう少し気の利いた会話ができないものか・・・

そのうちsiriがもっと賢くなって、授業評価とかする様になるのでしょうか。 

「教員に熱意が感じられるか?」 → 「どちらとも言えない」 siri
「板書は見やすいか?」     → 「どちらかというと、そう思わない」 siri
                    ☆カメラ付きなので、板書も見える


2012/11/27 19:25 教育研究 TB(0) CM(0)
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連休の谷間の平成24年11月24日(土)の午後、福山大学グリーンサイエンス研究センター 第3回 公開講演会「生活環境に対する生体の適応機構と疾病」が薬学部34号館5階で開催されました。 今回は戦略的研究プロジェクトのテーマ2「生活環境と健康」グループ(薬学部)が担当されました。

ポスターはこちら。 プログラムはこちら


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最初のご講演は、宮﨑大学農学部の森田哲夫先生で、「小型哺乳類の日内休眠」という演題でした。 野ネズミやニホンヤマネなどの日内休眠について、主に生態学的なスタンスからご紹介頂きました。

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こちらは、座長を務められました生命工学部生物工学科の山口先生です。 手前は同じく生命工学部生命栄養科学科の里内先生です。

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2番目のご講演は熊本大学大学院生命科学研究部の森岡弘志先生で、演題は「ダイオキシン誘導体を識別する組換え型抗体分子」でした。 小型抗体scFvを用い、遺伝子工学的手法とSPR、シミュレーションなどの物理化学的な手法を駆使した抗体のデザインについてご紹介頂きました。

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こちらは、座長をお務めになった薬学部の大橋先生です。

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3番目のご講演は、熊本大学大学院生命科学研究部の香月博志先生で、演題は「脳出血の薬物治療法の開拓: 基礎研究のアプローチ」でした。 香月先生は、座長を務められた本学薬学部の井上敦子先生との共同研究内容など、虚血性脳疾患に比べて研究が少ない出血性脳疾患に対する薬剤の作用などについてご紹介されました。 出血性脳疾患に関してはニコチンが有効だとのことで、薬学部の大橋先生(スモーカー)が大変興味を持っておられました。

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座長の薬学部、井上敦子先生です。 今回の公開講演会の代表世話人をお務め頂きました。 どうもご苦労様です。

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最後のご講演は、福岡大学薬学部の山口政俊先生で、「生理活性物質の新規解析法の開発と健康科学研究への展開」という演題でした。 

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写真は、公演中に実演された化学発光実験の様子です。 赤、黄、青に光る化学発光は、まさに薄暗い会場を照らすまばゆい光となりました(もう外も真っ暗でした)。 蛍光物質ラベルや化学発光を利用して色々な生理活性物質を測定する方法の開発をご紹介されるともに、薬剤師にとっていかに化学が大切かについて力説されました。 化学という言葉を何度使われたでしょうか? 数え切れないほど・・・ 

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こちらは、座長をお務めになった薬学部の鶴田先生です。 手前は再び里内先生。

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こちらは活発なディスカッションの様子です。 今回の講演会は、途中で休みを入れることなく4時間ぶっ通しで行われました。 あっという間の4時間で、もう少しディスカッションを続けたいなと思えるほどでした。 

最後に、今回の講演会を準備・運営されました井上敦子先生をはじめ、薬学部の先生方に感謝いたします。 講師の先生方にも、もちろん感謝! また来年。


2012/11/24 20:16 イベント TB(0) CM(0)
久しぶりにブラジルの話です。

ブラジルで良い大学はどこ? と聞かれたら、サンパウロ州立サンパウロ大学(Universidade de São Paulo、略してUSP、ウスピと発音)、カンピーナス大学(Universidade Estadual de Campinas、Unicamp)、そして小さい大学ですが最難関の航空技術大学(Instituto Tecnologico de Aeronautica、ITA、イッタと発音)等があります。

この中でその規模や総合力を考えると、USPがラテンアメリカでトップにランクされる大学だと思われます。 日本で言うと東大です。 私事ですが、この8月にはUSPの友人を訪問しました。

さてこのサンパウロ大学医学部が、肥満判定のための新たな計算基準を出したとの報道が数ヶ月前にありました。 

肥満の判定基準というと、まずBMI(Body Mass Index)が頭に浮かびます。 体重を身長(メートルで)2回割るってやつですね。 22が理想だとされています。 ただこの計算式だと、身長と体重しか考慮に入れていないため、体脂肪率35%の方も、体脂肪率5%のボクシング選手も体重が同じならば同じになってしまいます。 つまり、筋肉も脂肪も区別がない。 そこで体脂肪率を加えた判定基準(計算式)を発表したというものです。

肝心の計算式は以下の通り。

(体重×3+体脂肪率×4)÷身長    ※身長(cm)、体重(kg)、体脂肪率(%)

 やせ: 1・35~1・65
 標準: 1・65~2・0
 肥満: 2・0以上

私も計算してみた所、BMIは21とまあ標準に近いのですが、新基準だとやせの下限ぎりぎりです。 標準の中央値(18少し)にするためには、身長、体重を変えずに、体脂肪率をあと20%以上増やさないといけません。

これって、何かおかしくないでしょうか?
日本人には向かないかも。

http://apertodemao.com/2012/07/7322
2012/11/22 14:14 健康ヘルス TB(0) CM(0)
グリーンサイエンス研究センターの行事ではありませんが、平成24年11月16日(金)、17日(土)の2日間、JR福山駅前の福山大学宮地茂記念館9階ホールにおいて『平成24年度日本応用糖質科学会中国・四国支部シンポジウム』が開催されました。

本シンポジウムの世話人は株式会社林原の渡邊光先生で、本研究センターで現在進行中の研究プロジェクトの「テーマ1」を担当されている本学生命栄養科学科の井ノ内直良先生が支部長を務めておられます。 詳しくはこちらをご覧下さい。

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上の写真は、事務局をお勤めになった株式会社 林原 の方々です。

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シンポジウム初日は、主に糖質の応用分野について4題の研究発表が行われました。 上の写真は、挨拶をする井ノ内支部長兼福山大学教授です。

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「製パンに適する米粉特性と酒米「山田錦」の品質成分への気温の影響」 
近畿中国四国農業研究センター 船附 稚子 先生
新たな製法で調製した米粉を使ったパンとバームクーヘンの試食がありました。 しっとりモチモチの食感が印象的でした。

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「小麦胚乳中の細胞壁多糖と製粉性について」
近畿中国四国農業研究センター 池田 達哉 先生
池田先生は、本学の客員教授としてもお勤めいただいております。 小麦の製粉製と穀粒組織の電子顕微鏡観察との関連性に関するご発表でした。

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「冷凍ドウによる製パン性劣化のメカニズムとその改良」
神戸女子大学 瀬口 正晴 先生 
瀬口先生はパンのご研究では大変有名で、冷凍パン生地の詳細なデータをお持ちいただきました。 いろいろな増粘多糖を用いて、冷凍パン生地特性の改善効果について検討されていました。

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「レジスタントスターチ・タイプ4の栄養・生理機能」 
愛媛大学 海老原 清 先生
海老原先生は、この5年ほどレジスタントスターチ4のご研究に邁進されています。 多彩な動物実験を通じて、レジスタントスターチ4の食品機能の解析を行われています。



シンポジウム2日目は、主に食品関連酵素について4題の研究発表が行われました。

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「新規異性化酵素によるマンノース含有糖質の酵素合成」 
株式会社林原 八木 政裕 先生
八木先生は、株式会社林原の期待の星だそうです。 林原らしい、面白い反応を触媒する酵素の発見に関するご研究をご紹介いただきました。

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「放線菌由来糖質関連酵素の開発と応用」 
ナガセケムテックス株式会社 原園 幸一 先生
原島先生は、酵素業界全般について総括していただき、放線菌由来酵素の開発についてご紹介いただきました。

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「糖尿病と血糖自己測定」 
池田糖化工業株式会社 小村 啓悟 先生
小村先生は、ご当地福山市にある池田糖化工業が取り組み、パナソニックと共同で開発した血糖値センサーに使用する酵素の開発についてご紹介いただきました。

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「糸状菌の生産する糖タンパク質のN-結合型糖鎖」 
福山大学 太田 雅也 先生
太田先生は、福山大学生命工学部教授であり、グリーンサイエンス研究センターの研究プロジェクトの主要なメンバーでもあります。 糖鎖が効能を左右する医薬品の糖鎖構造解析や、血糖値センサーに使用した酵素に付加した糖鎖の構造解析についてご紹介いただきました。

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番外として、懇親会の模様をご紹介します。 井ノ内先生が挨拶をしておられます。 

「学会と称して酒ばかり飲んで!」と言われそうですが、こういう機会にこそ交流が深まり、良いアイデアや共同研究の芽が出るのだ!、ということにしておいて下さい。

この懇親会の後、想定外の出来事が起こりました。 そのお話は、また別の場所で。


2012/11/19 18:44 教育研究 TB(0) CM(0)
気付かないうちに、キャンパス内もすっかり晩秋の雰囲気です。

下の写真は、建物横の壁際に生えた雑草を写したものです。 側溝にたまった泥にこぼれ種が芽を出し、放置していたためこの様に成長し、紅葉してしまいました。 

雑草(という草は無いそうです)は取り除かないと水の流れが悪くなるものの、ふと目を留めるととても微妙な色合いで美しい。 写真にするとうまく伝わらないのが残念です。

額縁に入れると、それなりの絵のように見えないでしょうか・・・

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PS 『太陽の党』が早くも解体されました。 数日前の記者会見の時に、石原さんが持っていた看板に描かれた党のロゴマーク。 あれもデザインした方がいるんでしょうね。 その心境を思うと複雑です。


2012/11/19 12:20 自然 TB(0) CM(0)
福山大学のホームページにある『福山大学工学部新棟建設工事ライブビュー』から、2,3,4号館の工事現場(現在は3号館の解体風景)がライブビューで見られます。 
http://www.fukuyama-u.ac.jp/livecam.html

先ほど見てみましたが、確かに見ることができました。 ただし、ライブビューをみるにはJAVAが必要です。 ご興味の方はご覧下さい。

ライブビューが見られない方のために、写真を掲載します。

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2,3日前の3号館はこんな感じでした。 手前側の壁や床が解体されています。


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巨大はハサミ?を持った工事車両で分解され、残渣のうち鉄筋などはより分けられています。 再利用するのでしょうか。


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”3”とナンバーリングした建物3階の角の部分です。 通りがかりの方(職員)が、「あの3だけでもはずして、とって置いてもらえないかな? 記念に。」と仰っていました。

一桁番台の建物のうち、1号館はずいぶん前に新1号館に生まれ変わり、この度2,3,4号館が解体されます。 このあたりの建物は、建ててから30年以上経っています。 


 


2012/11/17 15:45 おしらせ TB(0) CM(0)
『太陽の党』には耳を疑いましたが、昨日の急転直下の解散には驚きました。 最近、野田首相の表情がうつろだったので、大丈夫かなと思っていましたが、ずっと考えてつめていたのですね。 

政治の話は置いて、『太陽の塔』に戻ります。 この数日、ネットでは話題持ちきりだったので、それに便乗して。

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『太陽の塔』というか1970年の『大阪万博』には思い入れがあります。 家が会場に近かったので、大阪万博には通い詰めました(というか、親に頼み込んで何度もつれて行ってもらいました)。 

あの頃の日本には、本当に活気がありました。 人がいっぱいで、行列に次ぐ行列。 電車も満員で、積み残されて会場から家に帰れなかった方もいました。 ホント、押し合いへし合いでした。

今の学生さんには、あのような体験、皮膚感覚が無いんだなと感慨深いものがあります。 

※写真は太陽の塔の背中です。 あまり見る機会が無いかと思い掲載します(色は反転しています)。 

「オレの背中を見ろ!」ということでしょうか・・・


  
  
2012/11/15 13:33 その他 TB(0) CM(0)
研究打ち合わせのため、ある機械メーカーさんを訪問しました。 

広島に住んでいると普段なかなか行く機会が無い場所にある会社で、しかも畑違いの機械製造メーカーということで、かえってとても面白く、刺激的でした。

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この写真は、たくさんある工場建屋の1つです。 写真でわかる様に敷地は十分あるのに、工場らしからぬ縦長の建物です。 NASAで見たロケット格納庫の小型版のようです。

「これは何の工場ですか?」とお聞きすると、建屋の中はがらんどうで、中に原子炉のモックアップ(実物大模型)が入っているとのこと。 この会社は原子力発電所のメンテナンス用装置を作っており、それがちゃんと働くかどうかこのモックアップでテストをしているそうです。

実際の原子力発電所は、原子炉の周りに格納容器があり、そのさらに外側に原子炉建屋がありますので、この工場よりもさらに何倍も大きな建物になります。 それがドスンと吹っ飛んだのですから、ものすごい爆発だったのだなと実感しました。

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この会社は他にもいろいろな装置を作っており、中には食品製造に関わる装置もあります。 写真は明治屋さんが販売している”ハイプレッシャージャム”です。 非加熱、高圧処理することにより、果物の色や風味を残したままジャムにしたもので、生命栄養科学科の渕上教授、桒田助手もこの研究をしています(オープンキャンパスなどで試食された方もいらっしゃるでしょう)。

1990年頃に京都大学の林力丸先生が始められた高圧ジャム。 今ではまず見かけることはありませんが、まだ作っているのですね。 林先生は研究室が近かったので、懐かしく思い出しました。




2012/11/14 13:02 教育研究 TB(0) CM(0)
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ロダン橋の下の方から図書館(15号館)の方を眺めると・・・、「何か、建ってる!」
写真を撮っていると、工学部事務室のOさんが通りがかり、「先生、何をとっているですか?」
「ああっ、あれアレ。 工学部新棟! もうできたんですね。」
「先生、あれは工事用のプレハブです。」

そんなことは言われなくてもわかります。 灰色の2階建てで、近くで見ると軍事施設の様にも見えます。


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こちらは4号館です。 以前手前の部分(車が停まっている部分)を切り取りましたが、今回は全部取り壊すようです。


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こちらは3号館。 1階に事務室があり、よく通いました。 手前の生け垣が無くなると、古い建物だということがよくわかります。


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3号館横の斜面にあった五月(つつじ?)の植え込みも全て引き抜かれ、針葉樹の大木も切り倒されました。 大きな木が切り倒されるのを見ると、映画『ロード・オブ・ザ・リング』を思い出します。 切り倒した木から兵器や兵士(オーク)などを作るあの場面です。 グリーンサイエンス研究センターとしては心痛い風景です。


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ロダン橋手前から奥の方を見た所です。 ちょっとわかりにくいですが、左手にあった五月の植え込みや銀杏の木などが無くなっています。 来年、この奥に工学部新棟が竣工するとはちょっと想像できません。



 



2012/11/08 18:53 その他 TB(0) CM(0)
今週末から取り壊しが始まる工学部2号館に、残された装置を見に行きました。

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工学部2号館の玄関です。 福山大学では玄関が薄暗い建物が多い中、工学部2号館の玄関はガラス開口部がかなり大きいのが特徴です。


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玄関から奥を見た所です。 取り壊し前なのでかなり汚れていますが、不思議な静寂感があります。


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玄関から奥へと続く廊下です。 すでに電灯は取り外してあり、廊下にはゴミが散らばって廃墟感があります。

 
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かつての土木工学科の学生実験室でしょうか。 すでにほとんどの装置は運び出されています。 床には泥とガラス質が散乱しています。


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2階です。 かつては何の部屋だったのでしょうか。 とても大きなスペースです。


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もと教員の居室だった部屋です。 窓辺にハンガーがぶら下がっていました。


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部室と書かれた部屋です。 もとは吹奏楽部の部室だったのでしょうか。 木組みの棚が残っています。


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3階の231教室です。 教室はまだまだきれいです。 よくこの部屋で試験監督をしました。


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231教室外のガラス貼りのホールから見た景色です。 福山大学でもすでに紅葉が始まっています。 こうしてみると、暗いイメージがあった2号館は、結構ガラス開口部の大きい建物だと気付きました。











2012/11/07 17:08 その他 TB(0) CM(0)
昨日の11月2日は、カトリックでは「死者の日」です。 

英語だと”Day of the Death”となにやら殺伐とした言葉になりますが、手近にあるアメリカのカレンダーを見ると、スペイン語で"Día de los Muertos"と書いてあります。 これだと何となくしっくり来ます。 メキシコなどラテンアメリカ諸国では、この日は国民の休日で、家族がみんなで集まって盛大にお祭りをします。

もちろんブラジルでも11月2日は休日で、みんなでお墓参りをします。 日本でいうと、ちょうどお盆にあたると思います。 ということで、ブラジルのお墓を紹介します。 

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お墓といっても千差万別です。 これは私がお参りしたサンパウロ郊外にある墓地です。 向こうまで続く芝生に花束が点々と供えられています。 お盆だから花だらけな訳ではなく、いつもこんな感じです。


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ここがお参りしたお墓です。 日本の様に墓石はなく、名前を書いたプレートが並んでいます。 この下に棺桶が埋まっています。


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面白いことに、鳥のつがいが棺桶の上で卵を温めていました。 私が近づくと目をむいて威嚇します。 お墓の上で新しい命が生まれるなんて、生命の連続性を感じます。


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たまたまお葬式(納棺)の行列に遭遇しました。 イタリア人(イタリア系ブラジル人)のお葬式のようです。 先頭の車に棺桶が載っているのでしょう。 昔は、古いイタリア映画の様にロバで運んだのでしょうか。 サンパウロはイタリア人が中心になって作り上げたイタリア人の町という側面があります。


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少し戻って。 墓地の入り口には大きなお花屋さんがあります。 バケツ入りの花が並んでいます。


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ブラジルでも、お墓の花といえば菊がメインでした。 ブラジルはどこもそうなのか、この墓地だけなのか。 よくわかりませんが、面白いと思いました。 花は、日本の菊と同じですね。 ただ量が多い。


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菊以外にも色々カラフルな花があり、どれを買おうか迷います。 結局、日本人なので白い菊を買いました。 これが一番しっくり来ました。 

ちなみに、福山市(新市町)は菊作りの里として有名です。 

PS 3日連続で記事を書きましたが、大学におけるハラスメント、クマもん、死者の日と、我ながら話題がバラバラです。



2012/11/03 20:23 グローバル TB(0) CM(0)
このところ3週末連続で土日が仕事でしたので、明日からの連休が楽しみです。 ほぼ1ヶ月ぶりの休みです。

3週間前の週末は東工大バイオコンと国際シンポジウム、2週間前は大学祭、先週はひろしまフードフェスティバルとじばさんフェアに参加しました。 その模様は生命栄養科学科のブログなどで紹介されています。 その中で一番印象に残っているのは、ひろしまフードフェスティバルで見た「くまモン」でしょうか。 ナマで「くまモン」を見たのは初めてです。 初めて見て、その完成度の高さに感心しました。 

フードフェスタのステージでは、ゆるキャラ対決として「くまモン」と「ブンカッキー(ひろしまのゆるキャラらしい、知りませんでした)」のステージがあり、どちらがよかったか観客の拍手で勝敗を決めるというものです。


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まず「くまモン」のステージです。 くまモンのダンスは切れ切れです。 いわゆる、”着ぐるみを着たゆるキャラのダンスではないな!”と思いました。 ディズニーキャラクターとして、くまのプーさんの代わりに踊っていても違和感が無いレベルだと思います。


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次にブンカッキーのステージです。 広島県職員『全力歓迎課』の皆さんが、お好み焼きの小手を持って踊ります。 さすがにこちらは素人のダンスで、ブンカッキーは後方でサポートに徹しています。


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すると、業を煮やしてくまモンが柱の陰から現れます。


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気がつくとブンカッキーや『全力歓迎課』の前に出て、広島県のステージでも完全に主導権を握っています。


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観客の拍手でもくまモンの圧勝。 勝ち誇るくまモンと、しゃがみ込むブンカッキー。 格が違います。


くまモンは熊本県ブランド推進課の公務員で、熊本県営業部長だそうです。 宣伝戦略にそういったストーリー性を持たせているのもくまモンの特徴です。 色々考えてみると、ゆるキャラ「くまモン」はちっともゆるくない。 キャラクターデザインも素人が考えたものではなく、売れっ子クリエーターと地元の人気放送作家さんというプロが作ったものです。

さらに面白いのが、「くまモン」の商標使用料がただらしい、という事です。 くまモンのキャラクター商品を作って売っても、ライセンス使用料がかからないのです。 もちろん”熊本県の宣伝に寄与するものに限る”という制限はありますが、このオープン戦略がここまでくまモンを有名にしたのは間違いないでしょう。 

「その経済効果たるや数百億円!」は横に置き、くまモンの完成度の高さに驚くとともに、くまモンが県庁で運営されていることにさらに驚きました。 やろうと思えば、何でもできるんですね。

では、良い週末を。
 

2012/11/02 19:41 出来事 TB(0) CM(0)
先日、生命工学部全教員対象のFD研修に参加しました。 内容はハラスメントに関してです。

大学でのハラスメントと言えば、アカデミック・ハラスメント(アカハラ)とセクシャル・ハラスメント(セクハラ)、そしてパワー・ハラスメント(パワハラ)が3本柱です。 ある事例がハラスメントにあたるかどうかは、それを受けた方がハラスメントだと感じるかどうかが判断基準になりますので、極めて線引きが難しい・・・とか、ハラスメントに関しては色々と話題が尽きません。 

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この写真は、ブラジルのある連邦大学(日本で言うと国立大学)の掲示板に貼ってあったポスターです。 ポルトガル語が読めなくても、アカハラに関するポスターだとすぐにわかります。 ちなみに、"Assedio"というのがハラスメントで、"Assedio Moral"でモラル・ハラスメントになります。 ブラジルではモラル・ハラスメントという言葉が一般的なのかもしれません。 これを見て、日本もブラジルも変わらないなと思いました。

いくつかの国の大学の先生とのメールのやりとりを通して感じるのは、大学が抱える問題のかなりの部分は世界共通だということです。 例えば、大学を出ても就職口がほとんど無い。 特に韓国、中国、スペインの大学の先生は、状況は深刻だと言ってました。 

また現在の大学教育ではビジネス界が求める高度なスキル、レベルを持つ学生が育てられないんだとか、逆に大学が施す教育がオーバースペック(overqualified)になっていて、大学で学んだことが社会で役立たないとか、いろいろな国の大学の先生が同じようなことを言ってます。

一方、直面する状況は似ていても、その原因や背景は各人各様です。 日本だけが特殊なんだというローカリズムや、世界はどこも均質だというグローバリズムの罠に陥らない様、バランスの取れた視点を持てればいいなと思います。

ちょっと、まとまりのない文章になりました。



2012/11/01 20:03 教育研究 TB(0) CM(0)
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