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グリーンサイエンス研究センターは福山大学にある教育・研究拠点で、“生物の多様性や生物が持つ多彩な機能を利用して、環境と健康の質の向上をめざす科学”をコンセプトにしています。
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下の方に『トマトとまと』という記事を書きました。 その続きです。

昨日(平成25年1月24日)発表されたカゴメの平成24年4~12月の連結決算によると、カゴメの純利益は昨年同期比73%増の71億円で、年間配当を従来予想の18円から2円上げて20円とするそうです。

カゴメは売上額の約半分がトマト関連商品とのことで、昨年のトマトブーム(京大、デルモンテ、かずさDNA研究所などが行った研究が発端)も寄与して、トマトジュースの販売量が例年の7割増となり、4~12月期の売り上げ額は11%増の1532億円となったそうです(研究を行ったデルモンテさんの売り上げはどうだったか、気になります)。

先日、トマトブームの火付け役となった京都大学の河田先生の研究室に遊びに行った際、後に大きく結実することになったこのトマト研究がどの様に始まったのか、その発端をお聞きしました(と言っても個人的な(内輪の)話なので、エピソードというほどのものではありませんが)。

カゴメはジュース以外のトマト製品も好調だったそうで、以前このブログでも紹介したトマトの自社栽培事業も黒字に転換したとのことです。 本学の近く、世羅町にある世羅菜園の巨大トマト温室の別の写真を掲載します。 いつ見ても巨大です。


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最近カゴメさんは、"Think Green Kagome"というロゴを使っておられます。 グリーンサイエンス研究センターも、このスローガンには大賛成。




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2013/01/25 19:55 アグリ環境 TB(0) CM(0)
学内で男子学生が2人立ち話をしていました。 聞くでもなく聞いた話の内容は、

「・・・には乗り越えられない壁がある。 どう頑張ってもその壁を乗り越えることはできないので、努力するだけ無駄だ。」というものでした。

うーん・・・、聞き捨てならぬ。 きびすを返してその学生さんの会話に加わりました。

「確かに越えられない壁ってのはあるが、誰が越えられないって決めるんだ? トライしてみないとわからないんじゃないか?」と言うと、その学生さんは、

「プログラマーの人が決めてるんですよ。 そんな壁を越えようとしても無駄で、それじゃあ、いつまでたってもステージがクリアできません。」

プログラマーが決めている??? ステージがクリアーできない?????
よく聞いたらゲームの話でした。 てっきり人生の話かと思ってしまいました。

ゲームだったらプログラムで決まっているだろうし、口コミやネットでそういった情報を得て、早くステージをクリアするのが得策です。 

でも、こういったゲーム文化がゲームの壁を乗り越えてリアルな世界に入り込み、みんなの行動模範になることはないのかな、と思ってしまいます。  



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2013/01/22 18:39 その他 TB(0) CM(0)
大学の先輩が、外資系最大手飲料メーカーから伸び盛りの外食企業に転職されました。

「引き抜きですか?」と聞くと、年齢的な事もあって早期退職したあと、しばらくブラブラして、同級生が社長をやっている外食企業に転がり込んだとのこと。

これを聞いて、1)外資系は働き盛りの中心的な社員でも早期退職させてしまうんだな、2)退職したあと音楽とかやりながらブラブラしている余裕があるんだな、3)日本では転職が難しい年齢なのに、優秀な人はすっと次の就職口が見つかるんだな、という3点を思いました。 現在先輩は新しい会社で海外を飛び回り、大車輪の活躍です。 

この先輩に、「御社のライバル企業はどこですか?」と聞くと、即座に「コンビニ」とのこと。 他の外食かと思っていましたので、意外です。

調べてみると、セブン-イレブンの2年ほど前の売り上げは3兆3000億円。 その67%が食品とのことで、セブンイレブンでの食品の売り上げは2兆2000億円程度と推定されます。 この金額は、外食大手のマクドナルド、ゼンショー(すき家ほか)などが束になっても敵いません。

マクドナルドは確か、今日から「朝マック」の強化キャンペーンを始めていると思います。 これもズバリ、ターゲットはコンビニでしょう。 コンビニの食品、恐るべしです。


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2013/01/18 15:40 インダストリー TB(0) CM(0)
昨夜(平成25年1月16日)、NHKの『探検バクモン』という番組を見ました。

「ゴルゴ13の秘密基地に潜入せよ!」という2回連続のシリーズで、爆笑問題さんが『ゴルゴ13』の秘密基地=劇画家さいとう・たか率いる“さいとう・プロダクション”に潜入するというものです。

色々興味深かったのですが、一番面白かったのは物語のリアリティーを支えるため、専門家からなる脚本家軍団がいるとのことでした。 金融なら、その世界に身を置く専門家が脚本を提供しているそうです。 

実は、グリーンサイエンス研究センターの3階の廊下、遺伝子組換え温室の前には、ビッグコミックに掲載された『ゴルゴ13』1ページの拡大コピーが貼り付けてあります。

内容は、サイトクロームP450という酵素の遺伝子を導入した遺伝子組換えトウモロコシに関するもので、これはグリーンサイエンス研究センター初代センター長の大川秀郎先生のお仕事です。

大川先生はこちらにおられるときに、「オレの仕事がパクられた!」などと冗談を仰っていましたが、「どうしてこんな正確な内容をマンガにできたのだろう?」と不思議に思っていました。 この分野に詳しい専門家が脚本を書いたのですね。 今にして納得しました。

『ゴルゴ13』のコピーは、今でもセンターの3階廊下に貼ってあります。 


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2013/01/17 21:11 アグリ環境 TB(0) CM(0)
今月22日(火)に、福山大学大学院工学研究科の第2次入試が行われます。

本学大学院入試には1次入試、2次入試の他、昔は無かった推薦入試があります。 この様に大学院の入試機会は増えているのに、本研究科に進学する学部学生の数は以前と比べてだいぶ少なくなっています。 これは、不況など経済状況の変化によって、大学院で学ぶ余裕が無くなっていることが原因の1つでしょう(もちろん他にも原因はたくさんあります)。

大学院に進学すると、さらに数年間学費を払い、就職していればもらえたはずの収入もないので、上下では大きな開きが出る可能性があります。 一方、最近は学卒で就職できない人もそれなりの割合おられ、安定雇用や生涯収入など、中長期的に見て大学院進学は本当に不利なのかどうか。 

答えは・・・、人によってバラバラです。 ケース・バイ・ケース。 では統計的に見るとどうか。 
舞田敏彦のブログには、興味深い統計データがたくさんあります。


学部・修士・博士卒の不安定進路比重比較

このデータを見ると、”非正規就職や一時的な仕事、その他、不詳・死亡”などの「不安定進路」の比率は,学部卒で24.7%,修士卒で19.8%,博士卒で45.4%となっており、大卒よりも修士卒業の方が若干正規雇用される割合が高くなっています。 特に理学、工学、農学などの理系では、この傾向が顕著です。 ただし博士課程まで行くと正規雇用率はがた落ちです。


博士課程修了生の不安定進路の比重

博士課程修了者でも、正規雇用率は分野ごとに大きな違いがあります。 正規雇用率が高いのは、医学、保健その他、薬学、機械工学です。 医療系と機械が恵まれています。

一方、非正規雇用率が高いのは、文学(84.9%)、人文科学その他(79.6%)、史学(71.8%)、哲学(70.6%)、そして生物(69.6%)です。 ほとんどが文系の中で、唯一生物が理系でランクインしています。 ”生物系の博士取得者には安定な就職先が少ない”は、以前から指摘されています。 少ないかどうかは比率の問題で、理系の中で生物系は、就職口の数に比べて博士取得者の数が多い、となっています。

個人的には、理系では学卒ですぐ働くよりも、修士過程(博士前期課程)できっちり自分を鍛えて社会に出た方が、後々のことを考えると良いと思います。 
  


 
2013/01/15 18:34 教育研究 TB(0) CM(0)
昨日(平成25年1月11日金曜日)、公益財団法人ひろしま産業振興機構の方々がグリーンサイエンス研究センターに来られ、生物工学科の藤田泰太郞教授、広岡和丈准教授と私がお話を承りました。

公益財団法人ひろしま産業振興機構(略称:ひろしま産振構)とは、広島県の外郭団体で、広島県内の中小企業・ベンチャー企業等の創業、新規事業展開、経営改革などを総合的に支援する団体です。 

来校の目的は、産業界に移転可能で、新たな産業の創製につながる技術シーズを大学に求め、発掘しようというものです。 この目的のため、ひろしま産振構では平成18年度から大学研究室訪問というイベントを開催されています。 

これは、関連企業やコーディネーターが大学を訪問し、研究者から技術シーズについてのレクチャーを受け、情報交換するものです。 これまで生命工学部では、生命栄養科学科の井ノ内先生、菊田先生、生物工学科の山口先生などが講演をされました。

技術シーズの分野としては、広島県の湯崎知事が掲げる次世代産業の育成領域である「医療・健康」、「環境・エネルギー」関連がターゲットということで、『環境健康科学』を掲げるグリーンサイエンス研究センターは、分野的にぴったりです。

グリーンサイエンス研究センターでは、今すぐに事業化できるシーズを持っているわけではありませんが、この様な活動を通じて、地元産業に貢献できればと思います。



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2013/01/12 17:24 インダストリー TB(0) CM(0)

本学(生命工学部応用生物科学科)から農水省を経て、帯広畜産大学に転出された小田有二先生が送ってこられた写真です。 一昨日(1/9)朝、大学に着いたときに撮影されたものだそうです(先生の影がうっすらと映っています)。


aa20130109朝の気温


「歳のせいか、寒さが堪える!」との事。 

そりゃ堪えるでしょう。 この気温だと、だれでも堪えます。

それにしても”-24.3℃”とは。 
こちらでも寒い寒いと弱音を吐いていますが、「泣き言を言っている場合ではないな」と思います。 

小田先生、昨年(平成24年)から帯広畜産大学の副学長をお務めでしたが、今年(平成25年)の1月からは理事に就任されました。 ご活躍を祈念いたします。


PS そういえば、本学(海洋生物工学科)から鳥取環境大学に転出され、現在同大学理事長兼学長をお務めの古沢巌先生が、今日の日本経済新聞の文化面(最後のページ)の「交遊抄」に執筆されていました。

本学には、偉い先生がたくさんおられました。





2013/01/11 19:00 自然 TB(0) CM(0)
3つ下の記事、”LAODI”で紹介したアグリコール・ラム酒は、農薬を使わず、有機肥料を多肥したサトウキビの絞り汁から作っていることを売りにしています。

有機農業、有機栽培の農作物が、必ずしもおいしく、安全か?、ということはひとまず置いて。

化学の世界で有機と言えば、有機化学とか有機化合物です。 高校の化学では、化学は理論化学と無機・有機化学に分かれます。 

無機化学に対して有機化学は、その生成に生物が関与し、炭素を含む化合物を扱う化学分野だと理解しています。 この様に、有機と無機は水と油(ほどではないが・・・)、相対するものになっています。

そこで気になるのが・・・


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「どこが気になるんだ! 有機栽培した、むき栗だろ。」
 
それはそうなんですが、なんだか気になります。 

どこが気になるかというと・・・
  
「有機 むき」と合体させてしまったのは、ほんの偶然、たまたまなのか。
それとも、ネーミングするときに、ちょっと意識したのか?

私の意見では、ネーミングの際に、ちょっと意識したんじゃないかと、内心そう思っています。
こんなネーミングにして、どこかでほくそ笑んでいる人がいるんじゃないかなと。

考えすぎかな?



 

2013/01/10 18:36 アグリ環境 TB(0) CM(0)
生命栄養科学科ブログの記事『食堂にトマトが!』をお読みになりましたか? まだの方はこちら

生命栄養科学科では、薬草園にあるコンピュータ制御のハイテク温室でトマトなどの栽培をしており、収穫したトマトが食堂で食べられるというものです。 コンピュータ制御、ハイテク温室というとびっくりされる方が中にはいらっしゃるかもしれませんが、潅水や換気、施肥などを自動的に行う温室です。

さてトマトと言えば。

昨年、京都大学の河田先生とデルモンテ、かずさDNA研究所が共同で行った研究成果「トマトジュースの中に、脂肪代謝異常を改善する物質が含まれている。」が大々的にマスコミに取り上げられ、一時トマトジュースが食料品店の棚から消えました。 これは、河田先生とかずさDNA研究所が2005年から初めた、トマトのメタボロミクス研究成果の一部です。 こちら

また、2004年から国際プロジェクトとしてトマトゲノム解析が始まり、その成果は昨年 Natureに掲載されました。 こちら 

一方、かずさDNA研究所では、質量分析を利用したメタボロミクス解析で、トマトに含まれる成分の網羅的な分析も行っています。 例えばこちら

こうしてみると、21世紀に入って、トマト(だけでなく食品全般)に対する研究が、20世紀とは大きく様変わりしたことがよくわかります。 そういったことを念頭に、トマトを噛みしめてみようかと・・・



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PS 聞く所によると、河田先生の研究成果の経済波及効果は100億円以上と見積もられているそうです。 研究って、儲かることもあるんですね。


   
 
2013/01/09 15:59 サイエンス TB(0) CM(1)
aaaDSC_0725.jpg


謹賀新年

本年もよろしくお願いいたします。

平成二十五年 お正月




2013/01/02 19:19 その他 TB(0) CM(0)
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