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グリーンサイエンス研究センターは福山大学にある教育・研究拠点で、“生物の多様性や生物が持つ多彩な機能を利用して、環境と健康の質の向上をめざす科学”をコンセプトにしています。
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平成29年1月17日(火)の午後2時から4時まで、海洋生物科学科3階講義室(1631)において、第38回グリーンサイエンスセミナーを開催しました。

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日 時: 2017年 1月 17日(火) 14:00~16:00
場 所: 福山大学16号館3階講義室(1631)
講演者: 源 利文(神戸大学大学院人間発展環境学研究科・特命助教)


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世話人は、生物工学科の佐藤淳准教授です。


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演台は、『環境DNAを用いた新たな水中生物相調査手法の発展』でした。


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講師の源 利文先生は、水中の生物相を解明する画期的な技術である環境DNA技術に関して、近年、活発に研究をされており、日本の環境DNA研究を牽引する研究者の一人です。特に、水中の魚類相の網羅的解明や在来の絶滅危惧種や外来種の検出等で目覚ましい業績を上げております。たとえば、下流域の川の水をサンプリングするだけで、上流域のオオサンショウウオの在不在を知ることができるという手法は画期的で、幅広い生態学分野に応用可能な注目すべきものであります。また、興味深いことに水産資源量の推定にも環境DNA技術を応用できるということを明らかにしたことで注目を集めました。


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Natureからの引用で、「地球の限界」を示す図です。 この中で、生物多様性の喪失が最もやばいことになっているということを示しています。


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講演では、これら環境DNAに関する最新の研究成果について紹介していただきました。 上述の本学里山・里海プロジェクトの中で、里海の維持にとって重要な藻場生態系の生物間相互作用を明らかにするのに、環境DNA技術を応用することができるため、本学教員も本技術には大変な興味を持っております。 本講演は大変分かりやすく、生物の分野に関わらず多くの参加者にとって興味深い内容となりました。


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当日は1631教室がいっぱいになるぐらい(少なくとも後ろの方は)の聴衆が集まり、主催者側の発表では参加者は約88名だったと記憶しています。 また環境調査関係の会社や自治体関係者、公的研究機関の研究者の方など外部からも多くの聴衆が来られ、まれにみる活発な質疑応答が延々と(というほどではないですが)続きました。 終了後も学生さんがやってきて質問するなど、聴衆の皆様は大変インスパイアされたのではないかと思います。


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最後に福山駅前で先生の慰労会を行いました。 参加者の半分ぐらいは民間企業の方で、これも珍しいケースでした。
源先生、どうもありがとうございました。







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2017/01/24 16:56 イベント TB(0) CM(0)
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