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グリーンサイエンス研究センターは福山大学にある教育・研究拠点で、“生物の多様性や生物が持つ多彩な機能を利用して、環境と健康の質の向上をめざす科学”をコンセプトにしています。
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フレデリック・サンガーが亡くなりました。

学生さんには「誰だ?」という感じかもしれませんが、タンパク質や核酸の研究者にとっては忘れられない方です。ケンブリッジ大学出身で、いかにもイギリス人らしいスマートな方だとの印象を持っています。

サンガーは、世間ではノーベル化学賞を2度受賞した方として知られています。最初の受賞(1958)は、、アミノ酸のアミノ基をDNP化することにより、タンパク質やペプチドのアミノ酸配列を解読する方法を開発し、インスリンのアミノ酸配列を決定しました。

その後サンガーは、インスリンの研究を継続するのだろうという世間の予想をあっさり裏切り、ジデオキシ法によるDNAの塩基配列決定法を開発して、ウォルター・ギルバートとともに(ポール・バーグも同時受賞)2度目のノーベル化学賞を受賞しました(1980、このとき私は大学生)。

サンガーはケンブリッジ大学キングスカレッジの教授を務め、現在ケンブリッジにはウェルカム・トラスト・サンガー研究所という巨大な研究所があるなど、ケンブリッジを代表する研究者の1人です。

一方、彼の生まれ故郷であるイギリス・グロスターシャーはケンブリッジよりもオックスフォードに近く、オックスフォードからはA40という道路を西に走ると(もちろん車で)、1,2時間で着きます。オックスフォードからケンブリッジは、それよりもずっと遠く(東の方向)、時間がかかります。

今夏グロスターシャーに行ったとき、その風景を見てサンガーのことを少し思いだしました。写真はグロスターシャーにある小さな街の町並みです。サンガーは興味の赴くままコツコツと研究を続け、こともなく、楽しげに偉大な業績を挙げたように思えますが、本当はどうだったのでしょう。石造りの薄暗い建物の物陰で、思索にふけるサンガーの姿が目に浮かぶ気がします。


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2013/11/21 19:49 サイエンス TB(0) CM(0)
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