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グリーンサイエンス研究センターは福山大学にある教育・研究拠点で、“生物の多様性や生物が持つ多彩な機能を利用して、環境と健康の質の向上をめざす科学”をコンセプトにしています。
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今世界的な懸案事項と言えば、ヘルス関係ではエボラ出血熱でしょう。 西アフリカからアメリカに渡った方から、アメリカ国内で2次感染したことで懸念は広がりました。 エボラもいずればコントロールされていくのだと思いますが、その経緯には引き続き注意が必要です。 さて、この様な感染症の伝搬経路に関する研究が、最新のNatureに掲載されていました(Nature, Nature 514, 7523、進化遺伝学: 南北アメリカ大陸の結核の歴史)。 結核に関するものです。 

現在南北アメリカで見られる結核菌はヨーロッパ人が新大陸に移動したことにより持ち込まれたものですが、それ以前にも結核菌は存在したそうです。 その古い結核菌は、アフリカでアシカ類やアザラシ類が結核菌の宿主から感染し、海を越えてアメリカ大陸まで結核菌を運び、南アメリカの沿岸部に住む人がアシカやアザラシを食べて結核菌がアメリカ大陸に伝搬したと。 その後、この古い結核菌はヨーロッパ人が持ち込んだ新しい結核菌に駆逐されたと、そういうストーリーです。

ゲノム解析からはこの様なストーリーが想像されるのですが、ではもともとアフリカでは結核菌の宿主は何だったのか(魚?)、アシカやアザラシも結核になるのかなど興味があります。 そう言えば、魚にはマイコバクテリウム症という感染症があり、人にうつります。 結核菌(マイコバクテリウム・ツバキュロシス)とは違う菌ですが、近縁種でしょうか? アメリカでは結核の研究をしていたので、興味を持って読みました。 それにしても、アシカやアザラシとは盲点でした。



 
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2014/10/31 20:06 サイエンス TB(0) CM(0)
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